SAW


予定通り、仕事を終えてからSAW http://www.sawmovie.jp/ を観に行った。
公開初日だからかなかなかの盛況ぶり。
見る前からいかにも後味の悪そうな映画なのはわかっていただけに、
ワクワクしながら見てみた。
見た後にへこむくせに私はこういう映画が大好きだったりする。


で、本当に気分の悪くなる、救いのない映画だった(←誉めている)。
映画の紹介文に"CUBE meets SEVEN"と書かれているのを何度か目にしたが、
なんとなくその意味がわかった。
でも、CUBEよりはわかりやすく、セブンほどは宗教がかってない、
そんな作品だったような気がする。
ストーリーは非常によくできた作品なのではないだろうか。
ただ、撮り方としては別に真新しい印象は受けなかったけど。
MTV世代ってこういう撮り方が好きらしい(謎)。
普通に撮ればいいのにって思う私はもう年寄りなのかも(汗)。
なんだかけなしてるんだかほめてるんだかわからなくなってきたが、
私としてはかなり好きな作品。
バッド・エンディングが苦手な方にはかなりオススメできないけど。
久しぶりに"損した"気分にならない作品に出会った気がする。
最近映画館行くたびに損した気分にさせられること多かったからなぁ…。


話が少しそれるが、TOHOシネマズhttp://www.tohocinemas.co.jp/top.htmlに行ったことのある方ならご存じと思うが、
予告編などが流れる前に喫煙や私語や携帯使用厳禁などの注意を呼びかける映像が流れ、最後の方に


"どんな映画でも喜んで観ている人"
"映画の完成度だけで判断する人"
どちらが本当に映画を楽しんでいる人なのか……、私にはわかりません。


というなんとなく考えさせられる言葉が出てくる。
ふいに思い出したので書いてみた(笑)。
劇場の宣伝だけじゃなく、
こんな小話も織り交ぜてくるのって私は結構好きです。