映画


仕事帰りに今日も映画。
http://www.foxjapan.com/movies/kingdomofheaven/を観た。
正直、あんまり期待していなかった。
というのもなんとなくグラディエーターの二番煎じ的な気がしたから。
それに主役がオーランド・ブルームってのも微妙な気もしたし。
が、結構面白かった。
どうせCGばっかなんだろうと思いつつ戦闘シーンとかドキドキしたし。
で、ここでの気付き。
リドリー・スコットは相当ロード・オブ・ザ・リングを意識してるような気がしたこと。
ロード・オブ・ザ・リングの二作目の最後の戦闘シーンと結構かぶってる気がした。
というか「俺だったらもっとすごく撮れるぜー!!」と言わんばかりの印象が…。
ま、あくまでも私の気付きだけど。
そして、グラディエーターでも思ったことなんだけど、森や林の中でのシーンで見られる"埃"のような物が舞ってるシーン。
あれは空間に奥行きをもたせるためのこだわりらしいんだが、森や林の中であれだけ目立つ埃らしき物がポワポワしてるのってなんか不自然な気がするのは私だけ?
それが今回も妙に気になった。最初は雪と見間違うくらいだったし。
それと私は歴史にはホント疎いので、この作品の背景ってのがどうにもよくわからなかった。
イスラム教とかキリスト教とか十字軍とか…。まぁ名称くらいは知ってるが、それが何か?くらいの知識の私にはさっぱりだったかも(苦笑)。
それがよくわかってる人ならもっと楽しめたのかもしれない。
ていうかこのエルサレムに関する問題が未だに解決されてないってのがかなりすごい。
1000年経ってるって…(汗)。しつこいっつーかそんなにもめるなら宗教とかなくせばいいじゃんとか思うのは私だけ?アホすぎ?
宗教がなくなるなんてのは考えられないとしたら、イスラム教もキリスト教もみんなまとめて一つの宗教にしちゃうとか。
なんてそんなことを考えつつ見ていたりしたのだが、そういう歴史的背景がよくわかってない私でもちゃんと見れたし楽しめたからきっと面白いんだと思う(謎)。
そして、最も私にとって重要な気付き(というかむしろ再認識)だったのが、改めて私はレゴラスが大好きなだけでオーランド・ブルームには何も興味がないんだということ(爆)。
そしてオーランド・ブルームは主役をはれるほど華がないのかもっつーこと。
なんていうか存在感に欠けるんだよな…。最後まで素顔が全く見れないエドワード・ノートンの方がよっぽど存在感あったし。しつこいけどレゴラスは大好きなんだけどね(笑)。
ってレゴラスはしっかり脇役だったからいいんだよ、きっと。
とにかくここが一番わたし的にはデカかった。
ていうか脇役がすごい俳優揃いだったからブルームは完全に負けてたのかもしれない。
なんだか感想なんだか好みの話なんだかよくわからなくなってきたが(自爆)、このテの映画は家のちっこいテレビなんかで見るような作品ではないので、ぜひ映画館で観て頂きたい。
迫力は満点だし、リドリー・スコット作品なだけに大ハズレって心配はなく見れると思われる。