サイレントヒル

サイレントヒル』を観に行ってきた。
だが、映画を見るだけのつもりが、今日はあちらこちらでセールの最終日だとかでついつい買い物に…。
誘惑に負けて結局服を買い込んでしまった。セールってホント響きが魅惑的すぎます。
いい加減色々買ったし、今日は小物類はガマンするか…と悩んでいたら、旦那が「バッグくらいなら買ってやるよ」と言い出し、当たり前に買ってもらった。
よくわからないが、旦那はごくたまにこんな気の利いたことを言う時がある。
できればいつも言ってほしいものだよ。
で、映画の話。
はぁぁぁぁ…、激しく選択ミスでした。
とまぁ詳細は下に書くとして、観る予定の方は飛ばしちゃってください(ネタバレあり)。















サイレントヒルは元々ゲームソフトだったのを映画化されたもの。
以前PSでやってみようと試みたことがあるが、一人でやるには怖かったのと、難しくて先に進めなかったことから断念した記憶がある。
なので実際のストーリーはよく知らない。
知らないからこそストーリーはある程度説明がほしいところなんだけど、この作品、あり得ないほど説明不足。
そしてかなり無茶苦茶。
ストーリーの中で主人公が無茶苦茶なのと、ストーリー自体が無茶苦茶なのでは全然ワケが違う。
この作品ではストーリーそのものが無茶苦茶なのでホント最後まで観るのがしんどかった。
まず、主人公のローズの行動。
乱心してたのかわからないが、あまりにも衝動的というか計画性なさすぎ。
夢遊病の娘が精神科で薬物療法を受けてる最中に、いきなり夫に何も相談なく、問題の場所(サイレントヒル)に旅立ってしまうところなんて意味がわからない。
途中で夫に「私が間違ってたわ。助けに来て」って電話してるのもねぇ…。
で、途中から出てくるアレッサという女の子。
これも説明が足りない。
なんでこの子が魔女として扱われ、ひどい仕打ちを受けるようになったのか、その辺のエピソードが全くない。
いくらなんでも省きすぎ。
しかも、話のオチが盲信者の魔女狩りってのにもガックリ。
他にオチはなかったんだろうか…。
途中で意味がわからなくても最後にはなんとなく話が見える、繋がるというのならまだしも、最後は「結局闇の世界に入っちゃったら二度と出てこれないのね」って程度。
まさに「なんじゃそりゃ」だった。
けなしてばかりなので、あえてまぁまぁだったかなというところを挙げるとすれば、有刺鉄線で盲信者達を次々と惨殺していくところだろうか。
あぁいうシーンは個人的に嫌いじゃないというだけのことなんだけど(エグいの好きだから)。
ナルニアぶりにガックリな映画でした。


    
  ↑ ワンクリックお願いします↑